haruka7の書庫

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タイムリミット! 3 (頂きもの)

頂きもの

休憩を終えた蓮が戻ってくると、社がひどく暗い顔で蓮に一言 すまん蓮 と短く言うと蓮が不思議そうに社を見つめた。

「・・社さん・・何か・・ありましたか?」

「いや・・その・・・・それよりも・・さっきの留守番電話って、キョーコちゃんからか?」

「・・何ですか急に・・ぇえ・・まぁ・・そうですけど・・」
社はその表情を見て一歩後退した。


・・・・なんだよ・・蓮・・・・
その表情・・俺・・今まで見たことないぞ・・

少し恥ずかしそうな表情を見せた蓮を見て社は、いつこの事実を伝えるべきか思案した。

・・できるだけ早く・・
なるべく穏便に・・

「蓮・・ずいぶん嬉しそうだな・・なんか良いことでもあったのか?」
平静を装って外堀を埋めるようにそんなことを聞くと、蓮が ぇえ、すごく良いことがありました と、それは嬉しそうに微笑んだ。

・・・・や、やばくないか・・俺・・

そんな想いで心の中で絶叫する。

「そういえば・・社さん・・携帯は鞄の中ですか?」

「あぁああ・・そっ・・うだよ・・」
言葉がうまく出てこない。訝しがる蓮に意を決して社は大きく頭っを下げた。


「蓮!すまん!!!・・携帯を壊してしまった・・・・・・・と・・思う・・」
恐くて顔を上げることができず社が地面を向いたまま蓮の言葉を待っていると、大きく息を吸い込む音が聞こえ、何も言わずに慌てて携帯電話の入っているバッグを目指して蓮が通り過ぎていった。
  

・・・・やばい・・いったい何が入っていたんだよ・・・・キョーコちゃん。

蓮が遠くで携帯電話を操作している姿が目に入った。


そして、その後に寂しそうに大きなため息をついているのも・・・・
・・・・あ、やっぱり・・何か大事なメッセージが入っていたんだよな・・





『・・・・その敦賀さん以外頼りにできる方が、思いつかなかったので・・・・それから・・・・・・あの・・・・・・ちゃんとお伝えしようと思っていたのですが、なかなかお会いできる機会がないので・・あの先に電話で、すみません・・・えぇ~っと・・ですね・・・・・・・・私も・・敦賀さんのことが・・・・・・好きです・・・・ぁ・・えぇっとその、それでは・・また・・』


携帯電話の留守録には、キョーコが初めて蓮に想いを伝えた声が入っていた。







「蓮・・本当に悪かったって言ってるだろう?いい加減機嫌直してくれよ!」
社がひどく困った顔で蓮に謝罪した。

「社さん・・すみませんが・・今回ばかりはもうしばらく放って置いていただけませんか?」


「もとはと言えばお前も悪いんだからな?」


「わかっていますよ!・・だからしばらく放って置いてくださいと言っているじゃないですか!」




いつも温厚な2人が珍しく声を荒げ、喧嘩腰に会話をしているのが廊下まで響いていた。





おしまい

-------------

遊yuNさま素敵なSSありがとうございました!!

リクエストの蓮さんと社さんの喧嘩・・・・
きっと、二人が喧嘩したらこんな感じだと思いました!!
でも、喧嘩の原因が社さんの体質とは・・・発想がさすがです!!
水に浸るか、クラッシュするか・・・・この二択は
社さんならではですよね!!

そして、留守電のメッセージを聞いた時の蓮さんの顔を
想像したら、こっちまだにやけてしまいましたよ(笑)

キョーコちゃん、また留守電いれてあげて!!
社さんのためにも・・・って思ってしまいました。

本当に素晴らしいSSありがとうございました!
遊yuNさま、これからもご活躍期待しています
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タイムリミット! 2 (頂きもの)

頂きもの


蓮をじっと観察しているとスタッフの一人に声を掛けられて、社はもう少しで飛び上るほど驚くところだった。

「すみません!!・・社さん・・実は急に変更になって、すぐに蓮君に入ってもらいたいんですが・・大丈夫でしょうか?」
スタッフが恐縮しながら、社にスケジュールの変更を伝えると、社は小さく頷いて すぐに行くように伝えます とスタッフに返事をすると、その足で蓮の元へ急いだ。



「蓮・・お楽しみのところ悪いんだけど・・すぐに戻ってくれ・・なんか撮影続行らしいぞ?」

「え?そうなんですか・・わかりました・・」
蓮は持っていたペットボトルと携帯を社に渡すと急いで現場に戻っていた。


・・本当にまったく・・・・
・・どんな内容が入っていたのか知らないけど・・
蓮のあのとろけるような甘い笑みは、キョーコちゃん専用だよな?

小走りに走っていく蓮の後姿を見つめながら社も後に続いて現場に戻ろうとすると、こんどは違うスタッフに声をかけられて足を止めた。

「あの・・今後の予定なんですが、少し変更になりそうなので調整させていただけないでしょうか?・・」

「あ、はい・・敦賀のスケジュール調整ですね・・わかりました今スケジュール帳を持ってくるので少しお待ちいただけますか?」

蓮の携帯を預かっていることを思い出し、社は急にあたふたとし始めた。手に持っている電話をどうにか自分から離れた場所に置く必要がある。
まさか『敦賀蓮』の携帯を人に預けることもできず、時間ばかりが過ぎていく。
いつも持ち歩いている手袋はジャケットの上着に入れたままだった。


・・・や、やばい・・
まさか地面に置くわけにもいだろう!

こんな時にかぎって撮影の準備で地面は水浸し、そんな場所に置くわけにもいかず手にしたペットボトルと携帯を持ってウロウロしていると、すでにタイムリミットが近づいていた。


・・や、やばい・・このままだとクラッシュする・・


さっきの蓮のとろけるような甘い笑みを思い出す・・
このまま携帯を水たまりの上に落とした方が良いのかとさえ思えてきた・・

・・自分で壊すか
水没させるか・・・・

どちらも選べないまま時間が過ぎ、魂の抜けたような顔をしながら社が空を見上げた。



つづく

タイムリミット! 1 (頂きもの)

頂きもの

みな様、こんにちは!!素敵なお知らせです

遊yuNーskipBー/遊yuNさま

から素敵なSSをいただきました

私のリクエストをきいてくださって、
素敵な作品をくださいました!!

蓮さんと社さんのやりとり、どうぞご覧ください


↓↓↓↓↓












「蓮・・本当に悪かったって言ってるだろう?いい加減機嫌直してくれよ!」
社がひどく困った顔で蓮に謝っているのに、蓮は無表情に近い顔で社にチラッと視線を送ると一点を見つめて顔をしかめた。

「社さん・・すみませんが・・今回ばかりはもうしばらく放って置いていただけませんか?」
冷たい一言に社はため息をつくと、蓮は少しだけ視線を伏せて携帯電話を握りしめた。

「・・・・もとはと言えばお前も悪いんだからな?」

「わかっていますよ!・・だからしばらく放って置いてくださいと言っているじゃないですか!」
いつも温厚な2人が珍しく声を荒げ、喧嘩腰に会話をしているのが廊下まで響いていた。





タイムリミット!



『敦賀さん、お疲れ様です・・最上です・・その演技のことでどうしても心配なことがあったので、相談にのっていただきたいのですが・・・・遅くなっても良いので連絡いただけませんか?・・その敦賀さん以外頼りにできる方が、思いつかなかったので・・・・それから・・・・・・』

蓮は撮影の合間にできたわずかな休憩時間にもかかわらず携帯電話を手にすると、着信履歴を確かめたのか、2,3回ボタンを操作した後に電話を掛けるそぶりを見せた。
その様子を少し離れたところから見ていた社はニヤリと笑い相手がキョーコであることを推測する。
そのまましばらくじっと蓮を観察していると、それが確信に変わった。


・・留守番電話か・・
ん・・あの表情・・まずいだろう?

キョロキョロとあたりを見回して、スタッフにばれやしないかとヒヤヒヤしながら周りを見渡すと、ありがたいことに忙しく働いているスタッフは休憩中の蓮にまで気を配っている余裕がない様子だった。


全く・・今までいったいどんな恋愛をしてきたんだか・・

BJの撮影が終ってから、2人の関係は確実に変わってきていた。はっきり言って、付き合っていると言っても過言ではない。

留守番電話を聞き終わったのか、とろけるような甘い表情が普段の顔に戻る。その驚くほどの豹変ぶりに社は再びあたりを見回した。


ふぅ~・・
まったく・・噂になるぞ・・そんな急に表情をかえたら・・



つづく

プロフィール

Author:haruka7
スキビが好きで二次始めました。
出版社様・作者様とはなんの関係もございません。
主に、蓮さん×キョーコちゃんですが、スキビのキャラのほか、オリジナルキャラも出ますのでご注意ください。
駄文・駄絵ですが、よかったらどうぞ
ごらんください。

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