haruka7の書庫

スキビの二次小説・イラストのサイトです。

スポンサーサイト

スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

星にかける願い 番外編2

星にかける願い

ジーーーーーー……

「?こ、これは……?なんですか?」

「もらってくれる?」

彼女は薬指にはまっている指輪を見つめていた

それは、彼女が寝てる間に俺が勝手につけたものだった



『星にかける願い 番外編2』




彼女を1年前と同じホテルに連れていった。
俺は、もう一度やり直したかった……

本当の気持ちを隠さず伝える為に

そして、もう1つ最上さんに言ってるないことがあったから

これを最後のつもりで
最上さんに全てを話そうと思った

「コ、コ、コーン!?敦賀さんがコーン!?
なんで私すぐ気づかなかったんだろう・・・・・・
でも、なんで今まで言ってくれ・・・」

コーンの話をすれば、少しでも、
最上さんを恐がらせないですむかと思ったけど、
彼女は途中で黙ってしまった

やはり俺の過去が気がかりなのだろう…

コーンが妖精でもなかったし

しかも、やさグレた過去の持ち主だとして
ショックなんだとも思う

最上さんに1年前の恐怖心がとれたらいいのに…

「敦賀さんのこと怖くないです」

彼女は無理をしているのだろうか?
それとも気遣ってくれているのか……

もしかしたら本心かもしれない

でも、彼女の手は握った拳が震えているように見えた

(やはり、怖いってことか)

俺がきっと辛そう顔してるから、最上さんが必死になってきた

(最上さん・・・もし、俺のこと怖くても聞いてもらうから)

俺としては、彼女が恐がっていても退く気はなかった……

これが最後かもしれないと思ったから…

思いだけでも伝えようとタイミングを考えていたら
最上さんから抱きしめてくれた

(―ーーーえ?)

最上さんの柔らかい感触が身体に伝わってくる

「一緒にいたいと思ってました」

彼女の言葉が嬉しかった……

拒否されてなかったとわかっただけで、
涙がでてきそうなくらいだった

きっと彼女のことだから後輩として言ったのかもしれないけど、
俺にはまるで好きな人に言ってる愛の言葉のように聞こえた

彼女の真意を確かめたい…

そして自分の気持ちを伝えたい

(どうか俺に勇気を…)

誰に頼むでもなく、俺は胸の中で唱えた

「最上さん」

「はい」

「1年前、俺は本当の気持ちを隠してた・・・」

ゆっくりと最上さんを胸の中に閉じ込めた。
大切な大切な人だから……

「最上さんに、本当はこう言いたかった・・・・・・
君のことが好きだ。
離れたくないから、アメリカに一緒にいこうって」

「敦賀さん?!私のこ、こ、こと、す、す、好きって言いました??
だって後輩として連れていこうとしてたんですよね?」

「オーディションはただの口実。
俺がただそばにいたかっただけだから・・・
今度は、最上さんの気持ちを聞かせて欲しい。
俺のことどう思ってる?」

その質問に、彼女の顔はリンゴみたいに赤くなった

(!!……この反応は、期待してもいいのか、俺は)

その次の瞬間、覚悟を決めた強い目で俺をいぬいた
……顔の赤みは変わらなかったけど

「私も敦賀さんのこと・・・・好きです(小声)」

その瞬間俺がどれだけ嬉しかったか……

「ん?聞こえない」

彼女の答えを知ってたかのように聞こえない振りをした
もう一度聞かせてほしくて

「す、す、好きです」

「やっぱり聞こえない」

「あぁ~もう!!いじめないでくだ・・・・!!」

もう俺は止まらなかった。

優しいキスから始まり何度も何度も、彼女を愛した・・・

彼女はそんな俺を愛しそうに見つめて受け止めてくれた

愛しい愛しい彼女が・・・



2人で眺める満天の空に広がる七夕の夜

俺は彼女にプロポーズを決めた

お互いまだ仕事でずっと一緒にいられないから

俺の心を預けるつもりで



(駄目もとで用意した指輪が役立ってよかった)

「嫌です何て、言わないよね?」

「へぇ?」

「言わせないけどね」

「ちょっ……!!敦賀さん朝からなにするんですか!?」

「ただ、愛しあうだけだよ」

「えぇええぇぇえ!!!!!昨日あれだけした………ぅう………」

それから俺は彼女を黙らせて、婚約の約束を取り付けた




「キョーコ……愛してる」




彼女に面と向かって



この言葉が言える奇跡




永遠に続くように





俺はただ願っていた










End
ーーーーーー
やっとこさ、終わりました。
二人が幸せになれるように私も祈っております

スポンサーサイト

星にかける願い 番外編1

星にかける願い

「結婚しようか?」

「へぇ?」

美しい星空の一夜が過ぎ

愛し合った最愛の相手に俺は、

突然プロポーズをした



『星にかける願い 番外編1』




「最上くんが、もうすぐラブミー部を卒業するかもしれんぞ」

アメリカでの映画の撮影に区切りがついた頃、
社長から電話がかかってきた

「それはどういうことですか?」

「どうもこうも、そういうことだ・・・愛を理解
・・・いや、取り戻しかけているようにみえるが」

「不破とヨリが戻ったってことですか?」

「ん?不破?いや、誰とも付き合ってはないと聞いているが・・・
ただ、人間として人を愛する人間に戻ろうとしているようにみえたぞ」

「?!誰かに恋をしてるってことですか?」

「まぁ~~彼女に最近会った感想だ。・・・お前、どうする?」

「どうしようもないでしょう・・・」

「ほぉ~~、お前諦めたか?」

「・・・・」

「素直じゃねぇ~~な!!もし、覚悟があるなら、
舞台を用意してやってもいいぞ」

「考えさせて下さい」

確実に社長のオモチャになる気がして、すぐ返事はできなかったが、
考えれば考えるほど彼女が頭から離れなくて、
俺は社長の案に乗ることにした



これを最後にするつもりで・・・・




俺が最後にあった彼女は震えていた。
俺の過去の話・・・冗談でも、全然笑える話ではない話を
聞かせて彼女を怖がらせてしまった。

彼女は 「怖くないです」 って言ってたけど、
その震えた手に、うつむいた姿に俺はそれを信じることはできなかった

本当は話したくはなかった。
でも、彼女をアメリカにつれていく社長の条件だったから
話さないわけにはいかなかった。

彼女と一緒にいる為に・・・

でも結局、彼女には

「一緒にいたくないです」と言われてしまった。
俺は、拒絶されたようだ。

彼女を忘れる為、仕事に夢中になった。
でも忘れられる日は訪れなかった。

そして、久しぶりに日本に帰ってきた。
敦賀蓮の姿でなく、クオンの姿で。

彼女はどんな顔をするのだろうか?きっと驚くだろうな・・・






番組で突然登場したとき彼女は泣いているようにみえた。
俺を見て脅えているのかと最初思った。
でも、席に座って彼女をよくみたら恐れていると言うよりも
嬉しくて泣いてたって感じにみえた

自分のいい用に解釈してるだけかもしれない・・・

でも少なくとも怖がってはないようで安堵した


番組終わりに最上さんに会いに行く途中、百瀬さんに会った。

「お疲れ様でした。私も京子ちゃんに会いに行くとこなんですよ。ニッコリ」

(俺の気持ちはどこまでバレているんだか・・・)

そして控え室の少し手前で、久しぶりに社さんに会った。

「蓮、この後キョーコちゃんのスケジュールあけるから頑張れよ!!」

(社さん、社長に聞いてないんですか?それとも、ワザとですか?)

この後の最上さんのスケジュールは社長の計らいで、延期にしてくれたらしい。
彼女のこの後の仕事の心配はしなくていい。

でも、問題は彼女だ。
俺の話を聞いてくれるだろうか?
また拒否されたら……

控え室の前で立ち止まっていると中から声がして開けてみたら

「君は俺のものだ」

目の前で最上さんな抱きつく男がいた。
こいつが、最上さんの思い人なのかと考えがちらついたけど、
思ったより体が動いていた・・・

日本に来るのにどれだけの覚悟をしてきたか・・・

ここで引くわけにはいかなかった


「付き合ってます」

俺の芝居につきあってくれたこと
その言葉をいってくれたこと

最上さんの行動と言葉で俺がどれだけ安心したか・・・

念願かなって彼女を抱き締めることもできた

この幸せの時・・・

---------------ガッチャン


ドアが開く音が小さく聞こえてきたので見てみたら
ドアの隙間から社さんとと百瀬さんがチラッと見ていた…

(・・・・・・2人っきりになりたいな)

俺が弱ったと勘違いした最上さんを
2人っきりになる為に連れ去った




最後の賭けをするために







つづく
ーーーーーー
長いのでわけました。
番外編という名の蓮さんサイドでした

星にかける願い 5つ星

星にかける願い

どこかへ向かうタクシーの中

敦賀さんは、なにも言わず

ただ私の手を握ってるだけだった



『星にかける願い 5つ星』



「敦賀さん・・・日本人じゃないんですか?」

私の目の前には、黒目から碧眼に変わった敦賀さんがいた・・・
髪も実は黒髪ではないらしい

社さんも初耳だったみたいで敦賀さんの隣で驚いていた

「え?国はどこだよ!?名前は?」

敦賀さんは、大きく息を吸って息を吐き出した。
なにかを決意する瞳をして

「名前はクオン・ヒズリです。国籍はアメリカです」

「お前・・・ん?ヒズリって言ったか?もしかして・・・」

「クー・ヒズリは父親です」

「「!!??」」

敦賀さんが先生の息子!?
先生の息子さんは亡くなっていたんじゃないの?・・・・
頭の中はなんで?どうして?って疑問がいっぱいだった

でも、一番の疑問は何故そのことを
隠して生きていかなきゃいけなかったのかだった

社さんも同じことを思ったらしく、
質問を敦賀さんにしていた

そして敦賀さんは、私達に過去なにが起こったのか教えてくれた








「着いたよ」

「へ?」

タクシーは止まって、あるホテルにたどり着いた。

(ここって・・・確か・・)

このホテルは、敦賀さんが私と社さんに秘密を打ち明けた場所だった

部屋は別の部屋だけど、内装が同じだから
まるで1年前に戻ったようだった。

違うのは、社さんがいないのと敦賀さんの風貌、
それと私の気持ち

「敦賀さん、私まだ仕事が・・・」

ここまできて今頃って感じだけど・・・
少しでも敦賀さんと一緒にいたかった

「社さんに聞いたけど、もうないって言ってたよ」

「え?そんなはずないですよ」

「そう思うなら、社さんに電話してみたら?」

私は社さんに電話してみた

「仕事先から延期の連絡あったから」 と言われた。

(おかしいなぁ?そんな急に延期になるものかなぁ~?)

不思議に思っている私に

「電話どうだった?仕事大丈夫だったでしょ」

「は・・・はい」

敦賀さんがサングラスとってこちらに話かける姿に
私は吸い込まれるような感覚を感じた。
久しぶりに見たあの碧色の瞳はそれぐらい綺麗だった

金髪碧眼の敦賀さんを見たのは初めてだけど、
何故か初めてじゃない気がした・・・

「最上さんに聞いて欲しいことがある」

「あ・・・はい」

椅子に腰かけて2人向かい合ってる。
しばらくの沈黙の後

「昔、俺は森林の川辺に迷いこんだことがあって、
そこで1人の女の子に会ったんだ」

「・・・」

「数日しか一緒に過ごせなかったけど、
俺にはとても大切な時間だった」

「・・・」

「その子は、今でも俺のこと妖精の王子だと思ってるらしいけど」

「!!!???・・・・も、も、も、も、もしかして、コーン!?」

「そうだよ、キョーコちゃん」

「コ、コ、コーン!?敦賀さんがコーン!?
なんで私すぐ気づかなかったんだろう・・・・・・
でも、なんで今まで言ってくれ・・・」

私は、自分が言いかけた言葉を飲み込んだ。
だって、なんでコーンだって名乗れないのか私は知ってたから・・・

「まだ、俺のこと怖い?」

「!・・・知ってたんですね」

敦賀さんには1年前、敦賀さんの過去を聞いた私は
怖くないって答えたけど,
それが嘘だって敦賀さんにはわかってたみたい

「敦賀さんのこと、怖くないです」

「無理しなくていいよ」

目の前の敦賀さんは、哀しそうな顔をしてながら辛そうに笑ってた。
その顔が私の胸を締め付けた

(このままでは、ダメだ。きっと敦賀さんを失う気がする)

「・・・怖くないです」

「最上さん」

「本当です、敦賀さんのこと今は怖くないです。
確かに、前話を聞いたときは敦賀さんを
怖いと思ったことは認めます・・・
でも、過去の敦賀さんが全てではないはずです」

そう、私が知ってる敦賀さんは過去を悔いてるように思えた。
大切な人を作れないくらい、過去に捕らわれていたのだ

「最上さん・・・」

「どうすれば私を信じてもらえますか?」

「本当に無理はしないで」

私の言葉が届かない。
どうしても伝えたい気持ちがあるのに・・・

(どうか私に力を貸してください)

星に願いをかけながら、私は敦賀さんの前に立った。
私を見上げる敦賀さんをそっと抱きしめた

「敦賀さん・・・私もう1つ嘘をつきました」

「・・・」

「一緒にいたくないなんていったけど、本当は・・・」

「本当は?」

「一緒にいたいと思ってました」

そういったけど敦賀さんは反応がない

あの時は何故あんなことを言ったのか私はわからなかった。
でも、今日敦賀さんに会って、なんとなくわかった気がする。
あのとき、敦賀さんについていったらきっと
私は自分の気持ちに気付いてなかった気がするから・・・

離れてはじめて気付いた、敦賀さんへの思いを

「・・・今でもそう思ってくれるの?」

「はい、きっと・・・前よりもずっと」

敦賀さんが、私の手を優しい握りながら立ち上がった

「最上さん」

「はい」

「1年前、俺は本当の気持ちを隠してた・・・」

ゆっくりと私を胸に閉じ込めた。
優しく、大切なものを扱うように

「最上さんに、本当はこう言いたかった・・・・・・
君のことが好きだ。
離れたくないから、アメリカに一緒にいこうって」

「敦賀さん?!私のこ、こ、こと、す、す、好きって言いました??
だって後輩として連れていこうとしてたんですよね?」

「オーディションはただの口実。
俺がただそばにいたかっただけだから・・・
今度は、最上さんの気持ちを聞かせて欲しい。
俺のことどう思ってる?」

その質問に、私の顔がゆでダコみたいに赤くなってきた

(ヤバい!!すごくドキドキしてる・・・
告白するのがこんなにドキドキするなんて)

でも、思いが伝えられないことを考えたら
なんて幸せなんだろうと思った

「私も敦賀さんのこと・・・・好きです(小声)」

「ん?聞こえない」

「す、す、好きです」

「やっぱり聞こえない」

「あぁ~もう!!いじめないでくだ・・・・!!」

敦賀さんが突然優しいキスを降らせてくれた。
何度も何度も、優しいキスを・・・

私はそんな敦賀さんをただ受け止めていた

愛しい愛しい敦賀さんを・・・







2人で眺める満天の空に広がる七夕の夜



広い世界で貴方に出会い恋できたことが・・・・



必然だったのか、偶然だったのか



でも、思いが届いたこと



星にかける願いが叶えてくれた奇跡と



私はただ信じていた









END
ーーーーー
ここまで読んでくださりありがとうございました!
今週中になんとか終わりましたね。
またまた長くてすいません(^_^;
番外編書こうと思います。よかったらみてくださいね(^o^)/

星にかける願い 4つ星

星にかける願い

「怖くはないです・・・でも」

「でも?」

「一緒にいたくないです」

口からでた言葉は嘘だった。
思ったことは言葉とは真逆なことだったのに・・・

何故かあんなことを言ってしまったのだろうか

その意味がよくわからなかった

貴方にまた会うまでは



『星にかける願い 4つ星』



「では、登場していただきましょう・・・
アメリカから来て頂きました敦賀蓮さんです」

スタジオの扉にみんな驚きながら注目してる。
私ももちろん注目していて・・・

でも、会いたいはずなのに出てくる人は
きっとそっくりさん(きっと似てないと思うけど)とか、
実は扉開けると誰もいなかったりしないかなと
現実逃避してた

(だって、・・・・私全然心の準備ができてないよーーー!!!)

そんな私の気持ちを無視するように扉はゆっくり開き、
スモークがたかれた中からでてきたのは・・・・

金髪にサングラスをした男性だった

(もしかして、そのお姿はクオン・ヒズリさんですか!?)

スタジオは、パニック状態。
私は敦賀さんの姿に驚きはしたけど、
その後はドキドキした胸をおさえてただ彼を見つめていた







「最上さんに大切な話がある」

今から1年前ぐらいに敦賀さんから呼び出された。

呼び出されたホテルの一室では敦賀さんの他に社さんもいた

「実はアメリカで映画に出演することになってね
長期で向こうに行くことになったよ」

突然のことでなにを言ってるかよくわからなかったけど、
敦賀さんの真剣な顔や社さんがうなずくのを見ると
冗談ではないことを示していた。

きっと敦賀さん程の人なら海外でも通用するとは
思ってはいたけど、何故か胸が痛かった・・・

「おめでとうございます」

そう言うのが精一杯だった。
他に言葉が浮かばない。
なんて不義理な後輩なんだろうと思っていたら

「最上さんは、アメリカは興味ない?」

「どう言う意味ですか?」

「アメリカで映画の端役のオーディションがあるんだけど
・・・最上さん受けない?」

「私がですか?」

「そう、最上さんが・・・」

この話も私を驚かせた。

アメリカに行くと言うことは、今の仕事はどうするの?
モー子さんや、マリアちゃんにすぐ会えなくなる、
それに復讐はどうするの?・・・・

頭の中は、日本のことを考えていたのに・・・

心では、アメリカに行ってチャレンジしてみたい気持ちとあと、
敦賀さんと一緒にいたいという気持ちがあった

頭では日本に残れと

心はアメリカに行けといってるようだった

半分に分かれた私をどちらにするか決定づけたのは、
この後聞いた敦賀さんの過去の話だった









「本当に敦賀さんですか?」

「はい、敦賀蓮ですよ。でも、この髪色で言っても
説得力ないですよね」

敦賀さんは司会者の質問にそう答えていた

金髪サングラスのいかにも異国の人だと思う風貌は、
「本当に敦賀蓮?」ってみんなに思わせたに違いない。

ここで敦賀さんに会いに言ったレギュラーの芸人さん達が補足をいれた

「敦賀さんですが、映画を一本撮り終えまして、
ただいま新しい映画を撮っている最中だそうです。
その映画で1人2役で、この金髪はその役仕様だそうです」

その話を聞いて、仕事も順調そうだし元気そうで安心した。
後輩の私がこんなこと心配するのは失礼かもしれないけど・・・

敦賀さんは、まだクオン・ヒズリだと世間に公表していない。
アメリカには俳優・敦賀蓮として渡米した。
でも名前を捨てなかったからといって
日本にすぐ帰ってくるってわけじゃない。

だから、ここにいるのはほんの一時だと思うけど、
私は充分すぎるほど嬉しくて胸がドキドキしてた。

番組中、敦賀さんと話せなくても姿が見れただけで充分幸せなのだ。

時折、視線を感じた気がしたけど、きっと気のせいよね・・・

そしてその後は何事もなく番組は終わった










(七夕の願い事がかなったの初めてかも)

私は嬉しい気持ちで社さんと控え室に向かっていた

控え室の扉の前で、部屋の中に人の気配を感じて、
もしかしたらと思って扉を開けてみたら・・・

中には・・・・

サッカー選手さん(←最近余りに迷惑なので名前で
呼ばないようにした人)がいた

(目の前にいる人には言えないけど、
私今かなりガッカリしたかも・・・アハハ)

「・・・思った人と違ってかなり残念って顔してるね」

「(ギクッ!!)いえいえ、そんなことないですよ」

「アイツは君のなんなの?」

「へ?」

「ただの先輩後輩には見えないけど」

「いや、ただの後輩ですけど」

(この人はさっきの番組撮りみていってるのよね!?
全然話もしてないのになに言ってるのかしら・・・
確かに、アメリカ行きに誘ってくれたり、
敦賀さんの正体しってたり、私が片思いだったりするけど・・・
残念ながらそれ以上の関係じゃない)

サッカー選手さんは

「君は俺のものだ!!」

「ふぇ!?」

あろうことかサッカー選手に抱きつかれたーー!!

(社さん、この人遂にやりましたよ!!
現行犯です!!捕まえてーーーー!!)

って、少し後ろにいたはずの社さんに振り向こうとした瞬間

サッカー選手を私から引き離すしなやかな腕

「浮気は駄目じゃないか」

声が聞こえたとたん私はさっきとは違う、
暖かくてドキドキする広い胸におさまっていた

(敦賀さんのいい香りがする・・・ん?
私今、敦賀さんに抱きしめられてる!?なんで!?)

「俺達、付き合ってるからこのまま退いてくれ」

「・・・さっき彼女はただの後輩だって言ってたぞ」

「関係は秘密にするようにしつけてある」

(しつけですか!?だからさっき浮気って言ったんですね!
付き合ってる設定ですね!!)

「本当にそうなの?京子さん?」

「そうだよね、キョーコ?」

腕の中におさめた敦賀さんが、私に顔を向けてきた

(え!?なんで!?サングラスかけてるのに、
目が凄く怒ってるのがわかる!絶対怒ってるよ・・・
こ、怖い・・・ここは話を合わせよう!)

「は・・・はい、付き合ってます」

「!?」

その後、私は敦賀さんが怖くて顔が見られなそうになかったので、
敦賀さんの胸に顔をうずめた。

それが、またサッカー選手さんの心を傷付けたみたいで

「俺達の邪魔しないでくれないか」

最後に敦賀さんが言った一言で
サッカー選手さんは部屋から退散していった

(はぁ~~良かったなんとかなったみたい)

2人っきりになった控え室。
急に、抱きしめられてることにドキドキが止まらなくなってきて

「敦賀さんありがとうございました!!もう離してもらっても・・・」

そう言ったのに、敦賀さんは私を離そうとしなかった。

何故か、敦賀さんの腕にさらに力が入った

(敦賀さん・・・なんか、体が熱い気がする!!熱でもあるのかな!?)

「敦賀さん、体調悪いんですか?病院いきますか?」

私の返事に、敦賀さんは首を振るだけ。
困った私は

「私にできることあったらなんでも言ってくださいね?」

さっきのお礼のつもりで言ったのに・・・

その言葉を聞いた敦賀さんは早かった

「君のこの後の時間と身体をもらうよ・・・いや、一生もう離さない」

耳元でささやかれた言葉に私は大きく胸が高鳴ったのを感じた

敦賀さんは私の腕をしっかりつかんで足早に控え室をでた

控え室の外には、社さんと百瀬さんがいて
赤い顔をしながらに私達に手を振ってくれた

(え!?なんで2人顔赤いの??
社さん、今日の仕事は大丈夫なんですかーーー?!
・・・なんか、私この状態まずくないですか?!
どうしよう、ドキドキが止まらなくて心臓止まるかも!!!)

こうして、わたくしこと最上キョーコは
敦賀さんによって控え室から連れ去られたのでした





つづく
ーーーーーー
ヘタレ蓮さんついに動きだしました
シリアルなのかギャグなのか・・・わからないですね(~_~)
毎回長くてすいません(^_^;)
後、サッカー選手に恨みはありませんよ。
ただ名前をつけるのが面倒でして・・・(^-^;


星にかける願い 3つ星

星にかける願い

ーーーカツカツカツ

俺は今、担当している人物の控え室に向かっていた

ーーーコンコン

「はいるよぉ~」

「は~~い」

俺はゆっくりドアを開けた。

俺の前には綺麗な正座をしたキョーコちゃんが待っていた



『星にかける願い 3つ星』



ここはキョーコちゃんの控え室

「社さん、もうすぐですかね?」

「そうだね・・・スタッフさんがそろそろ呼びにくるとおもうけど」

ーーーーコンコン

スタッフさんが扉から顔を出す

「京子さん、そろそろスタンバイお願いします」

「はい!!いつもありがとうございます!今すぐ行きます」

キョーコちゃんは、スタッフさんに丁寧なお辞儀と返事で答える。

(新人のときから全然変わってないなぁ~)

スタッフさんにも礼儀正しいキョーコちゃんを見てそう思った。

俺がキョーコちゃんのマネージャーになってから
もうすぐ1年になろうとしていた





「皆さん、スタンバイよろしくお願いします」

ここは、某テレビ局のスタジオで今から
七夕祭りの特別番組の撮影が始まろうとしていた

司会者2人とレギュラー5人とゲスト5人がスタジオに入っていた

キョーコちゃんは、この番組のレギュラーで決められた席に座る

司会者逹と他のレギュラーの人達以外で
共演経験者はゲストの1人の百瀬さんだけ・・・

他の人は、初めて会う人達だったけど
キョーコちゃんは挨拶は欠かさなかった

(さすがキョーコちゃん!!この業界、挨拶は基本だからね・・・
でも、よくここまで元気になってくれたよ)


実は、キョーコちゃんは1年前、
全く仕事が出来なくなったときがあった



それは、キョーコちゃんが1年前に辛い別れを経験したから

俺の担当俳優の敦賀蓮・・・いや、
クオン・ヒズリって言った方がいいのかなぁ?
まぁ~~あいつがアメリカに行ってしまったのだ

でも、辛い別れって言っても当時2人は
付き合っていたわけでは全然なかった

蓮はヘタレのままだし、キョーコちゃんは

「恋?私がそんな馬鹿な女になるわけないじゃないですか!」

なんて、あり得ないこと言ってたし・・・

2人の関係はそのまま先輩後輩で終わるのかと思いきや

蓮が土壇場で動きだした。
アメリカにキョーコちゃんを連れていくって言い出して・・・

でも、その理由は俺が期待するような
甘くて酸っぱい理由では全然なくて・・・

「芝居の幅を広げるために機会を与えてください」

後輩として、蓮がでる映画の端役の
オーディションをさせようとしていた。

(まぁ~~蓮にしてみればどんな形であれ
一緒にいたかったんだろうけど・・・)

もちろん社長は反対して

「中途半端な気持ちのお前に最上くんを任せられん」

っていってたけど、蓮の強い押しに負けて、
最終的にはキョーコちゃんに決めさせることになった。
その変わり蓮は社長からは条件を出された

それがあんなことになるとは・・・







スタジオでは、番組が始まっていてVTRが流れていた。
そこには、明るい笑顔のキョーコちゃん。
キョーコちゃんは、七夕の企画
<子ども逹の願いを叶えよう>のレポーターだ。

男の子の願いで、一緒に
有名なサッカー選手に会いにいったんだけど・・・

なんと、そのサッカー選手にキョーコちゃん気に入られちゃって・・・

「京子さん良かったですね!!子ども夢が1つ叶いましたね」

「はい!大変喜んでもらえてよかったです」

そんな平然と答えてるけど、実は、全然よろしくないのだーーー!!
サッカー選手の熱烈ラブコールに
高そうな贈り物が毎日すごくて、参ってる最中なのだ・・・

それに何故か、このスタジオの観覧席にまでいるし

(お前!!練習はどうした!!サッカー選手は練習やってなんぼだろ!?
出没しすぎで、お前のことストーカーって呼ぶぞ!!コンチクショー!!)

って、俺は叫んでやりたい。
まぁ~~まだ、被害にあったわけではないけど
キョーコちゃんが断り続けてるから早く諦めてほしい・・・
蓮の為にも

俺は、遠くの地にいるあいつを思う

(今回の奴は、なかなか手強いぞぉ~~蓮・・・どうする?)



「では、続いてはゲストの百瀬さんの願いを聞いてもいいですか?」

「はい、私はある人に会うのが願いです」

「その、ある人とは?」

「それは・・「はい!百瀬さんそこまでです!
僕達が会いにいきましたのでVTRをご覧下さい」

番組内では、VTRが流れ始めた。
台本ではただとだけ書いてあって、
リハーサルでも細かい説明はなかった。
ただ・・・素でリアクションしてほしいとだけ
言われてたみたいだけど

VTRが進むにつれ俺は驚愕した

(百瀬さんの会いたい人って・・・)

俺はキョーコちゃんを見ると、両手で口をおさえ、
目には涙を浮かべている姿がみてとれた

(お~~い!キョーコちゃん~~~本番中だ~~よ)

でも、久しぶりにみる姿は俺ですらかなり嬉しくて
キョーコちゃんのこととやかく言えないと思った

VTRには、黒髪黒目の敦賀蓮の元気な姿がうつし出されていた




「百瀬さんが会いたい人って敦賀蓮さんだったのね?」

「はい、俳優として敦賀さんは私の目標ですので」

「そういえば、百瀬さんも京子さんもDARK MOONで共演してたよね?
京子さん?・・・・え?京子さん大丈夫?」

涙目のキョーコちゃんに司会者が不信がってる

「!あっ・・・はい!大丈夫です」

「京子さんってもしかして、敦賀さんのこ・・」

司会者の発言の途中で

「京子ちゃん、敦賀さんの事務所の後輩だったから、
ずっと心配してたのよね?元気か心配だって話してくれたでしょ?ね?」

「はい・・・」

「ふ~~ん、そうですか」

司会者はあまり納得してなさそうだけど、
確信ついた質問は回避できたな・・

(百瀬さん、ありがとう!!後でお礼言いにいこっと)

その後、番組内では蓮についてみんなで色々話しをしてる。
キョーコちゃんも何事もなかったように会話に加わってる・・・

(映像だけど1年ぶりぐらいに蓮に会えたね、キョーコちゃん)

俺が微笑ましい気持ちになってたら、
突然スタジオが真っ暗になった

(え!?停電!!)

って、一瞬思ったけど、次の瞬間、
スタジオ内にあるセットの扉にライトが当たった

(え!?この流れってまさか!?)

「では、登場していただきましょう・・・
アメリカから来て頂きました敦賀蓮さんです」



(え~~~~聞いてないぞぉ~~~!!!!蓮~~~~!!)



そして、扉は開かれた






つづく

ーーーーーー
社さん視点でした
長くてすいません(泣)

プロフィール

haruka7

Author:haruka7
スキビが好きで二次始めました。
出版社様・作者様とはなんの関係もございません。
主に、蓮さん×キョーコちゃんですが、スキビのキャラのほか、オリジナルキャラも出ますのでご注意ください。
駄文・駄絵ですが、よかったらどうぞ
ごらんください。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

カウンター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。