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幽霊からの招待状 後編

幽霊からの招待状

「キョーコ……もう少しだから……そっちの手を……よこせ……」

ーーブルブル

私は、その言葉に首を横にふった…

「こんなときに………なにいってる!!」

「だって……こっちは……」

私の片手は魔界人が引き上げようとしてくれていたが……

もう片方の手には、コーンを握りしめていた



『幽霊からの招待状 後編』




魔界人は私を引き上げようしてくれてる……

けど私がもう片方の手を出したらコーンが
なにかの拍子に落ちて割れてしまうかもしれない。

私はそれが怖くて手が出すことが出来なかった

「早くしないと………俺が……落ちる………」

「!!」

いつも余裕な顔してる魔界人は
今は、額には汗をにじませて顔は苦痛に歪んでいた……

私を引き上げようとして頑張ってくれている

(このままじゃ、魔界人も落ちちゃう…)

私は、コーンを握りしめている手を握った

(コーン……どうしよう……コーン……)

コーンのことを考えていたはずなのに
頭に浮かんだのは、1人の男性だった



ーーーその瞬間


「え?」

体がなにかの力が加わって、軽くなった気がした。
まるで誰かに抱えあげられているような
感じが全身からした……

「すまない…助かった」

軽くなった私を魔界人は引き上げてから、
私の後方に向けてそう告げた

私は、見ていいのか少し躊躇したけど、
さっき恐ろしいものを視たときの
空気が張りつめた感じはなかったので
ゆっくり後ろを振り返った。

「……」

後ろには、綺麗な黒の長い髪をした美しい女性がいた。
でも、生身の人間ではないと思わせる血色のない顔色。
うっすら後ろの風景がみえていて彼女が幽霊だとみてわかった…

けど、何故か少しも怖い感じがしない

そう思っていたらその霊の後ろから
小学生くらいの子どもの霊が顔を出した

「お兄ちゃん、ありがとう……僕、お母さんに会えたからいくね」

「あぁ、気をつけて逝けよ」

そういって、子どもの霊は魔界人に名残惜しそうに抱きついた……

(私、霊感ないはずなのになぁ?……みえる……)

女性の霊は、母親だった。
様子を見ていたら、母親は魔界人の顔を見てから頬にキスをした……
まるでお礼とでも言わんばかりに……
そして、2人(?)は明るい光に包まれて消えていった

「キョーコ………妬くなよ」

「はぁあ?何言ってるの?妬くわけないでしょ!!」

「……そうなのか」

「そうよ……でも、助けてくれてありがとう(小声)」

「フッ……なんだ?よく聞こえなかったが…?」

「だぁーーー!!ありがとうって言ったの!!
もうこんなとこ早く出ましょ!」

「クスッ…キョーコに礼を言われる日がくるなんてな……
それにしても、さっき誰のこと考えてた?」

「え?」

「キョーコのオーラが一瞬で強く暖かい色に変わったからな……
まぁ~不破を思い出したわけじゃなさそうだな…」

「何言ってるのよ!!私は、別に……なにも……」

私は、少し口ごもってしまった。
だって、ある人を考えたのは本当のことだから。

だって、そのとき……

私は、敦賀さんのことを考えていた






その後、廃墟探索(幽霊ツアー?)は無事終わった。

ロケバスの中で

「美人の霊ならまだしも子どもの霊はごめんだ」

魔界人は、子どもの霊との経緯を話してくれた。
どうも、数日前から子どもの霊につきまとわれていて、
仕方なく母親の霊を探してあげてたらしい……

廃墟にきたのも、仕事の話がきたのもあったけど、
廃墟にいるかもという子どもの霊の助言と
自分の勘で受けたからだとか……

私と一緒の仕事だと知ったのは
集合場所だったみたい

(私と一緒じゃない……
それにしても魔界人が人?の為に動くなんて、
凄く意外だわ……私のことも助けてくれまし……
変質者ってとこ以外、比較的いい奴なのかしら?)

「それから、キョーコ……早くあの石捨てろ!!
なんなら俺が捨てておくぞ」

(前言撤回だわ……魔界人はただの変な嫌な奴だわ)



こうして、ひと夏の恐怖が終わった。



だが、私は知らなかった。



これ以上の恐怖が私を襲うことを……









この一週間後、
あの廃墟での出来事が深夜番組で放送される。

私は隠し撮りされてるとも知らず
内容は、 私と魔界人が怖さのあまり異様に
くっついているように見える
シーンばかり編集されていた番組。



これをみた、私の大先輩が、
大魔王になって私を叱りつける更なる恐怖を……



私はまだ知らないでいた






End
ーーーーーー
最後は蓮さんでした(笑)
レイノくんがいい人っぽく書いてあるのは、私の偏見です。
レイノくん好きなので……(*^。^*)
昔からヒール役を好きになることが多くて、今回こんな感じになりました。
カップリングはもちろん蓮さん×キョーコちゃんが
一番だと思っていますので、
これからも二人を書きますよ(*^-^*)

<補足>
キョーコちゃんが幽霊が今回見えたのは、
幽霊の力が強いからということにしてください…。
キョーコちゃんは依然、霊感はありません。

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幽霊からの招待状 中編

幽霊からの招待状

「さっきの威勢と言葉は偽りだったようだな」

「……仕方ないじゃない(小声)」

「ん?聞こえないが?」

「い…いいから、歩きなさいよ!!」

「クスクス、キョーコお前はおもしろいな」

「……」

(だって、怖すぎなんだもんーーーーーー!!!)




『幽霊からの招待状 中編』




今ここにはテレビカメラマンや音声さんや照明さんや
他のスタッフさんも一切いない。
真っ暗闇の廃墟を小さなビデオカメラを私が持って
小さいライトを魔界人が持って歩いていた。
つまり2人だけでまわっているのだ。

「……ちょっとあんまり近よらないでよ!!」

と外で魔界人に言った手前、
本当は離れたいのはやまやまなんだけど……

ここのあまりにも恐ろしい状態と、
心細さから魔界人の後ろをぴったりくっついて歩いていた

実は、相手が魔界人じゃなければ、
私には対応策があったのだけど…

(魔界人ではあの方法は使えないし)

私は諦めて、魔界人のそばにいた。

でも、急に依頼された仕事をなんで魔界人が引き受けたか疑問だった

なんでも面倒くさそうにしてるから、
引き受けなさそうなのに……

「魔界人、あんたなんでこの仕事受けたのよ…?」

「キョーコ、普通にしゃべれるじゃないか……
まぁ~俺もこういう場所は身体に悪いから来たくはなかったんだが…」

「うん、それで?」

「ここに呼ばれてな……」

「は?」

(はぁあ?魔界人の言ってることっていまいちよくわからないなぁ~~)

「キョーコ……あまり俺から離れるな」

魔界人が私の方へ振り返り、珍しく真剣な声でそう話しかけてきた。
私は、考え事をしていたせいで、2・3歩離れてしまっていた。

「……来るぞ」

「へ?」

そう言って、魔界人は私の腕を引っ張って私を抱きとめた……

「あぁあんた!!なにする……、もぐ……んぐ…」

「黙っていろ」

あり得ないことに、魔界人に抱き止められている上に
口を手で塞がれてしまった………

(これって、軽井沢の悪夢再びってこと!!??)

魔界人の手をどうにかして抜けようと思っていたそのとき……

何故か周りの空気が重くなったと同時に、
目の前を人間の形をした白い煙のようなものが通り過ぎていった


(………………………………………………………
…………………………………………………………
……………………………今、凄く泣きたいかも……)

「間に合ったようだな」

魔界人はそう言って口をふさいだ手をを離してくれた

「なにがよ!!いきなりびっくりするじゃない!」

「やつは、この廃墟でもヤバい類いだからな……」

「や…やつって?」

「さっき視ただろ?血まみれの男……」

その言葉に……

いえ、私が視たのは白い煙だけです……
と言う気も失せてしまった…

(こんなとこ、お願いだから本当に早く帰りたいよぉ~~)

「キョーコ、俺の周りに結界を張ったから離れるな……」

「結界…?そんなことできる………
あれ?あれ?ない……!!コーンがない!!」

手に持っていたはずのコーンがどこにもなくて
私はパニックってしまった

(とても大切なものなのに……!)

「コーン?……キョーコ、まさか……」

「あ!!」

古びた廃墟の窓ガラスから月の光が入ってきた。
コーンはその光で輝いてすぐ見つけることが出来た。
でも、落ちている場所は階段の踊り場の微妙な場所でコーンは、
手すりに捕まらないと、とれない位置にある。
ここでコーンを上手くとれないと、1階まで落ちてしまう。
ちなみに今いるのは3階なのだ

(よかったぁ~~!見つかって!!)

持っていたカメラをおいて、
手すりを片手でつかみながらそっとコーンを手にとった瞬間……

ーーーーーガッタンッ

「へ?」

「キョーコ!!」

コーンをとろうと捕まっていた手すりが、
無残にも傾いてしまった……




その拍子に今、私は外に投げ出されてしまった。




手すりにかろうじて捕まってる状態……。
下は1階までなにもない……

「キョーコ!!待ってろ!!動くなよ」





(ええぇえぇぇえ~~!?これってヤバくないですか??!!!!!)











つづく
ーーーーーーー
キョーコちゃんピンチです!!
次回、ラスト予定です。

<補足>
キョーコちゃんはレイノくんが来なければ、
きっと怨霊キョーコを使ってなんとかしていたと思います。
なんせ、蓮さんを迎えにきた死神もどきを退治できるのですから!!
幽霊も大丈夫なはす!!・・・怨霊キョーコがいるならね。

後、幽霊のヤバさの基準はちょっとわからないので
フィクションでお願いします!!

幽霊からの招待状 前編

幽霊からの招待状

今回の記事は幽霊+廃墟がでてきます。
ちょっとだけ怖い系の話になりますので
苦手な方は回れ右して下さい。
蓮さんはでません。
幽霊と言えばあの人がでてきます。
それでもいい方のみどうぞ
↓↓↓↓↓








今からの仕事は私はできれば断りたかった

日も暮れて時刻は夜の9時

暗闇の中、私の目の前に建っているのは
今にもなにかがでてきそうな廃墟だった

(こ、、、怖すぎですけどーーーーーーー!!!!!!!!)




『幽霊からの招待状 前編』




(はぁ~~~~~~~~仕事を選べない新人の身が辛すぎる)

今回の撮影は、廃墟を探索する、
暑い夏にはありがちな肝が冷えるような企画……

しかも、あり得ないことがもう1つあって……

「キョーコ……おびえてるのか?」

小馬鹿にしたような言い方でロケバスから
ゆったりとした動作で降りてきたのは、
私と一緒に廃墟を回る相手……

私はその相手を睨み付けた

はじめは別の人が一緒に回るはずだったのに何故か当日、
集合場所に現れたのは……

魔界人だった

(なんで、魔界人と一緒に仕事しないといけないのよ!!!)

制作スタッフさんには、

「出演者が突然こられなくなったから、
急遽お願いして捕まったのが彼だったんだよ!
伝えられなくてごめんね」

…って言われたけど 皆さんは知らないのだ…
魔界人は私のストーカーだっていう事実ことを!!

(まぁ、軽井沢では知ってる関係者には内緒にしてもらってたし、
魔界人もマスコミに情報を流さなかったみたいだから
みんな知らないで当然なんだけど……)

このことがわかってたら、断固として仕事拒否したのに……

わかったのが当日だなんて………

しかも目の前には、病院の廃墟。

もちろん電気はついてないし、窓ガラスは無惨に割られている。
外壁は無数の落書きがあって、入口には進入禁止の張り紙が
風に揺られているのがまた不気味さを一層強くしていた。

「かなり荒らされてるな」

「……」

(言われなくても見ればわかるわよ………)

「……ちょっとあんまり近よらないでよ!!」

「……クスッ、その威勢がいつまで続くか見物だな」

そういって、私の側から離れて行った
安心した私は手の内にあるものを握りしめた

その瞬間……

ーーーーふぅ~~~

「ぎぁあぁぁああぁあぁあぁああああぁぁぁ!!!!」

首に生暖かい息がかかり廃墟を前におびえていた私は
つい叫んでしまった

振り向くとさっき離れていったはずの魔界人が
ニヤニヤした顔して後ろに立っていた

(このおぉぉお、魔界人めえぇぇえぇぇえぇぇ!!!!!)

怒りで怨霊キョーコがでてきそうだったが、
前に捕まったように、人質にとられるわけにはいかないので、
すぐさま怨霊達をしまった

そして、さっきの私の声に反応して何人か
スタッフさんが集まってきてしまった

「京子さんだよね?今の声…」

「すいません、お騒がせしました」

「京子さん、そろそろ準備できたんだけど、大丈夫かな?」

「は、はい!大丈夫です」

「良かった、現場にきていきなり駄目って子も結構いるから、
京子さんにお願いしてよかった」

「そ…そうですか」

「じゃあ、京子さん、レイノさん準備お願いします」

「はい、わかりました」

「……」

スタッフさんがまたバラバラになって、撮影の準備を始めた

「……さっき、キョーコが言った言葉覚えておくからな」

「!?」

私の横でそんな台詞を吐いて、魔界人は
プロデューサーさんのところにいってなんか話しだした

(何が覚えておくからなよ!!
あんたの記憶から私を抹消したいぐらいなのにーーー!!)

魔界人のことも心配だったけど、
目の前の廃墟も心配だった

(絶対幽霊でるわよね……でも、大丈夫!!
私にはこれがあるもの!!)

私は、手のひらをゆっくり開き
暗くても輝いみえるコーンを見つめていた







つづく
ーーーーー
<補足>
LMEから、キョーコちゃんとレイノくん達を
共演させないように各放送局には通達はしています。
ですが、キョーコちゃんは新人の上、
番組が収録できない危機だったので、
その通達は軽視されたかと思います。
マネージャーがついてたら共演なんてきっと
なかったはずですけどね……

プロフィール

haruka7

Author:haruka7
スキビが好きで二次始めました。
出版社様・作者様とはなんの関係もございません。
主に、蓮さん×キョーコちゃんですが、スキビのキャラのほか、オリジナルキャラも出ますのでご注意ください。
駄文・駄絵ですが、よかったらどうぞ
ごらんください。

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