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重なる雪 後編

重なる雪

「キョーコ……俺と家族になろう」

「…家族?」

「そう…俺はキョーコと家族になりたい。
だから恋人という不安定な関係をもう終わりにしたいんだ……」

「それって…」

「キョーコ……俺と結婚して」

「結婚……?」

彼は部屋に置いてある時計を一瞬確認した

「キョーコの誕生日に俺の永遠の愛を渡したくて」

私も時計を見ると、
時計は私の誕生日に日を変えたと教えてくれた

(結婚……永遠の愛……家族……)

彼から言われたことを頭の中で考える…

永遠の愛や家族は本当に縁がなかった。
私の思いや気持ちを踏みにじられて
私はきっと望んではいけないものなのだと思っていた

「キョーコ…?俺とじゃイヤ?」

不安な顔して私を見つめる彼…

(イヤだなんて、そんなことない!!)

彼と出会わなければきっともう一度人を好きになったり、
愛したいと思えたかわからないから…

ただ付き合っているときでも、
別れを想像するのは身を切られるような
苦痛を感じて辛かったのに、
もし彼と一度家族になってしまえば私は……



彼をもし失うことがあったらその先、生きていく自信がない



「結婚相手……私でいいの?」

「キョーコ……本当にそう思ってる?」

「だって、結婚したら私、一生貴方を手放せないと思う」

「……俺は付き合いってから一度も、
キョーコを手放す気がなかったよ」

「え?」

「俺はすぐにでも結婚したかったし、
何度もキョーコを妊娠させようと卑怯な手を
使うか迷ったか、キョーコは知らないだろ」

「え?えぇえ!?」

「それぐらいキョーコを放したくなかったんだよ俺は
……でも、キョーコは、付き合い始めは
そんな気持ちはなかったよね…だから、待ったんだ」

「……」

「もし今日がダメでも俺は諦める気はないから」

「……」

「だから、今のキョーコの気持ち聞かせて……」

「…………グズッ……」

「また泣いてるの…?」

「……ちがぅ……これ……嬉し涙……」

「答え、俺の都合のいいように考えてもいい?」

「………う………ん……」

「クスッ、それじゃ、わからないから
Yesならキョーコからキスして」




私は彼の顔を見上げ、ありったけの気持ちをこめて
彼に返事の意味でキスをした



そして、それに答えるように彼は激しく
私を求めた






その姿はまるで、重なりあう雪のように
2人の心と身体は1つになっていった





おしまい
ーーーーー
すいません(*_*;クリスマスには間に合わずでした(泣)

<訂正>
ご指摘いただきましたので、訂正しました。
ご指摘ありがとうございました!!
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重なる雪 中編

重なる雪

「もうこの関係を終わりにしたいんだ」

「ほへぇ?」

呆れるぐらい間抜けな声が出てしまった……

(今なんて……?……)

自分の中で、嫌な思い出がよみがえり
身体が心が震えてしまう

あんなに愛し合って幸福な気持ちになった心が
一気に凍りついてしまった

「今……なんて……?」

「………」

真剣な顔の彼がいた

(……冗談じゃないのね……)

突然のことで涙が出そうになり
下をみてうつ向いてシーツを握りしめる

「…………ぷっっーーアハハハハハ」

「ほへぇ?」

頭の上から聞こえてきた大好きな人の笑い声。

私は本日二回目の間抜けな声をあげてしまった……

「アハハハハ……キョーコ……
返事がおかしい………アハハ!」

「え?…へぇ?……どう言うこと?」

「ごめん!!話の途中で耐えられなかった、クスクス」

「…さっきのは冗談だったの?」

「…………ごめん、冗談ではないよ」

「……」

笑った顔の彼が私の質問に真剣な顔に戻ってしまった




この関係の終わりは……

彼との別れを意味する




私は自然と涙が溢れだしそうになった……

でも、ここで泣いちゃいけないような気がして
私は耐えようとした

でも、それはとても難しいことで…



「キョーコ、勘違いしてる」




泣き出した私をそっと、優しく私を包める彼…

「……なにが………ですか?……グズ…」

「ごめんね、言い方が悪かったね」

「……言い方……?」

「そう、言い方…」

「?」

「キョーコ……俺と家族になろう」






つづく

重なる雪 前編

重なる雪



「あっ……雪」

「本当だ」

「今日降るなんて……」

「そうだね…」


今日はクリスマスイブ……

2人で一緒にこの日を過ごせるだけでも奇跡なのに、
雪が降るなんて……

「もう夜も遅いから明日まで降りそう」

「そうだね……ホワイトクリスマスだ」

「あそこで雪を見てもいい?」

「クスッ、その格好で?」

「////……確かに」

「なら2人でシーツをかぶって行こう……」

「え……ありがとう……////」

私達はキングサイズのベッドから窓際に移動した。
窓際のシーツの中には彼に後ろから抱きしめられている私

肌と肌が触れあうことがこんなに
幸せな気持ちになるなんて付き合う前まで知らなかった

それを教えてくれたのは事務所の先輩であり、
尊敬する俳優でもある彼だ



「あっ……雪が重なった」



ヒラヒラと舞い落ちる雪と雪が地面につく前に重なった

「まるで俺達みたいだ」

窓に添えた私の手を被さるように彼も私の手にのせてきた

(この手を永遠に繋げたらいいのに……)

付き合って3年目がたった私達……

私はずっと恋人同士でいれたらいいなと呑気に思っていた




このとき私は知らなかった……



彼がある決心をしていたことを



彼が私に告げた一言を聞くまでは……

「キョーコ」

「ん?」




「もうこの関係を終わりにしたいんだ」







つづく
ーーーーー
あれ?クリスマス記事のはずが…(*_*;

プロフィール

Author:haruka7
スキビが好きで二次始めました。
出版社様・作者様とはなんの関係もございません。
主に、蓮さん×キョーコちゃんですが、スキビのキャラのほか、オリジナルキャラも出ますのでご注意ください。
駄文・駄絵ですが、よかったらどうぞ
ごらんください。

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