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バレンタインに秘密を添えて 後編

バレンタインに秘密を添えて

更新大分遅くなりましたすいませんm(__)m
長めです








彼女は知らない

俺の気持ちを…





『バレンタインは秘密を添えて 後編』





「敦賀さん…?お仕事大丈夫ですか?」


寒い夜空の下…

俺は、彼女を後ろから抱き締めていた…

「敦賀さん……」

「うん?」

「は、は、は、は、離してもらえませんか…////」

「…クスッ、嫌だ」

「えぇえ!?…困ります!!
誰か見てるかわかりませんか…ら……!!////」

彼女の言いたいことを遮るように
彼女を強く抱き締めた……

「…最上さん…答えて…何故今年はチョコレートだったの?」

「……え?」

「チョコレートは、“気持ち”を込めたって言ってたよね」

「……そ、それは…」

「……あのチョコレートは本当に……本当に俺にくれたの?」

あまりのことに自分でも抑えきれないほど、
早口になってしまった


「………………………はい」


長い沈黙の後、彼女は小さい声でそう呟いた



「………………最上さん…」

そして、そっと彼女を離し彼女と正面から向き合った

彼女と見つめ合う……

彼女の頬がほんのり赤くみえる

その様子は俺は嬉しさが込み上げてきて……


顔がにやけそうだったのを、
恥ずかしさから手で自分の顔を隠して
目線を反らしてしまった

嬉しさから込み上げてくる毎度の行動だったのだが…



その姿を彼女がどんな思いで見てるか俺は気付いていなかった……




今どんな風に感じているのか彼女の気持ちを知らずに、
ここにきた理由を……



肝心な一言を告げようとしたその瞬間


「最上さ…「敦賀さん!仕事は大丈夫なんですか!!??」」

俺の言葉を遮るほどの彼女の強い声で俺の動きは止まる…

「………!?…あぁ、日にちが変更になったから大丈夫だけど…」

実は、電話で社さんにお願いして
日をずらしてもらったなど言えない雰囲気だ

「最上さ…「それに、敦賀さん!突然現れて
後ろから抱き締めるなんて、誰かに見られていたら
どうするんですかーーー!!」」

「……最上さん?」

「超人気俳優なんですよ!
回りの目を気をつけて行動して下さい!!それに……」

「それに……?」

「こういう行為は好きな人にして下さい…」

「え……?」

さっきまで強い口調と目線を俺に向けていたのに、
今の言葉は力がなく、瞳は物悲しさを語っていた

「チョコ見たんですよね……?
だから怒って私に嫌がらせしにきたんですよね…」

「ーーー!!??ーーー」

まさか俺の行動がこんなに湾曲して伝わるとは思わず
唖然としてしまった

「も…最上さん?」

「いつも、チョコ以外を渡していたのに、
今年は甘いチョコで申し訳なく思います
……すいませんでした……」

「………」

「でも、敦賀さんをこんなに不愉快にさせるつもりは
なかったんです………敦賀さん…
今回のチョコ無かったことにして下さい!!」

「……無かったことに?」

「はい!本当に申し訳ありませ……ん……敦賀さん!?」

「無かったことになんかさせない……」

「……!?……つ、つ、敦賀さん」

今度は正面から彼女を抱き締める

腕の中で動揺する彼女…

「チョコレート……食べたよ」

「え?…えぇえぇえ!!!!私の、のチョコですか!?」

「そう……最上さんの」

「……/////」

「……最上さんにそのことを聞く前に、
俺から最上さんに伝えたいことがあるんだ」

「伝えたいこと……?」

「…………俺は最上さんをずっと前から好きだった」

「!!??」

「俺の気持ちはずっと胸に秘めた秘密だった……
でも、俺だけじゃなかった…最上さんも秘密を持ってた
……その秘密を最上さんの口から教えて欲しい」

身体を少し離し彼女と再び正面から向き合う…

彼女の綺麗な瞳が俺だけを写し出す…

「……最上さん……教えて」

彼女は、恥ずかしがりながらも唇が動いた……

「  」

俺にしか聴こえない小さな声で
彼女は囁いてくれた



甘いそして、切ない声で

 

俺は再び彼女をありたけの力で強く抱き締めた 



もう離さないという気持ちを込めて




バレタインには奇跡が起こる

彼女がチョコレートの中に隠した2文字…

それは俺への最高のバレタインの贈り物になった









ーー翌日ーー

「で?なんでキョーコちゃんは、チョコレートを渡した理由?」

「……社さんの一言が原因みたいですよ」

「へぇ?ぉおれぇ!?」

「はい…そうみたいです」

あの後、彼女に聞いてみたら、



「社さんから
“敦賀さんは貰ったバレンタインのチョコは全部食べない”って聞いて
……一か八か、私の気持ちをチョコに隠しました。
敦賀さんが私のチョコを食べなければ、
気持ちは一生言うつもりはありませんでしたけど……」

そう言い終わると…

彼女は…



「気付いてくれてありがとうございました」


と胸が高鳴るような笑顔を見せてくれた


そのとき、俺がどうにかしてしまいたいと思ったのは、
今の彼女には言えない秘密になった





おしまい
ーーーーーー
難産でした(汗)
こんなに時間かかってごめんなさいm(__)m
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バレンタインに秘密を添えて 中編

バレンタインに秘密を添えて

更新遅くなってすいません・・・・





『バレタインに秘密を添えて 中編』






時間は遡り…

(!…ん?…)

最上さんが控え室から走り去った後、
俺は彼女の様子が気になって
もらったバレンタインプレゼントの箱をすぐにあけた

中には球体のチョコレートが入っていて、
そのチョコレートは綺麗な光沢で、上品に飾られていたが…

(…綺麗だな…それにしても…チョコレート?…)

毎年彼女は…

“お世話になってるみんなにはチョコなんですけど、
敦賀さんは甘いもの苦手かと思って、
いつも別にお菓子を作ってるんですよ”

って、言って俺に渡してくれていたのに……

(別に作るのが煩わしくなったってことか……?)

そう思うと、かなり落ち込む……



ソファーに腰掛けながら項垂れてしまった



今まで特別にみんなと違うお菓子をくれただけで
も喜ぶべきなんだが……


やはり、もの悲しいものがある


彼女はそれを気にして素早く帰ったならうなずける


(俺……なにかしただろうか…)


仕事の合間に彼女が会いにきてくれたのに……

会いに来てくれたのは嬉しいことなのに
プレゼントに落ち込むなんて
俺も本当に彼女に影響されやすい…

本当は彼女に会えるだけで嬉しいはずなのに、
それだけでは満たされなくなってきた自分に気付く

(俺は、彼女のこと……相当好きなんだな…)

片思いが長すぎて満たされない気持ちが限界にきている……

だがそう思いながらも俺からは
なにもしないことに自分で嫌気がさしていた。




彼女に貰ったチョコレートを見つめる……




甘いチョコだろうと彼女がくれたモノは
俺にとっては大切なプレゼントなのだから、
躊躇することなく手を伸ばし一口かじってみた



ーーーーカリッ

(……ん……美味しい………え?!……これは?)

チョコレートをみると、球体のチョコレートの中に
もう1つのチョコレートが……

そのチョコレートに印されている2文字……



(…………)




目の前でおきている奇跡に俺はしばらく固まってしまった……

夢ではないかと思った

でも、数秒考えた末、
チョコレートの文字は現実なのだと気がつき
俺は、目の前にあるチョコレートを箱にしまい直し、
控え室を飛び出していた


そう、彼女の秘密に触れるために……







俺は……走りだした







続く
ーーーーー
更新大変遅くなり申し訳ありませんm(__)m
ホワイトデーも過ぎていましたね(汗)

バレンタインに秘密を添えて 前編

バレンタインに秘密を添えて

貴方は知らない



私の気持ちを……





『バレンタインに秘密を添えて 前編』





「最上さん、毎年ありがとう」

「いえいえ、お世話になってる先輩に
感謝の気持ちを伝えるのは当然のことですから」

「…お世話になってる“先輩”ね」

何故か“先輩”に強いアクセントを感じた気がするけど……

「今年も気持ちを込めて作りました!
気に入っていただければ嬉しいんですけど…」

今までのバレンタインとは違う
“気持ち”を込めていることは、誰にも秘密だけど…

「ここであけていい?」

「い、いえ!!ダメですダメです!!」

「え?」

「絶対ダメですよ!!私が困るので、
部屋で1人であけて下さいぃーー!!」

「……最上さん……」

「はい…なんですか?」

「なにか、隠してない?」

(ーーーーギクッーーー)

「ナ…ナニモカクシテナイデスヨ、カクシテナイデス……」

「ふ~~ん」

納得しない顔で私を見つめる貴方…

(ここで開けられると本当に本当に困る……それにしても)

顔を見つめるられただけなのに胸が高鳴る私

ただ、見られてるだけなのに……

それだけなのに…

(ドキドキが止まらない)

視線を合わせ続けることができず目を逸らす

自分の気持ちに気付いてから
貴方にはきっとよそよそしい態度かもしれない

正直、どんな態度でいたらいいか迷う…

いつもと変わらない自分を演じてはみるけど
…やはり上手くいかない

「最上さん?」

「あっ…あの……すいません!!
よ…用事を思い出しました!!お先に失礼します!!」


私は嘘をついて貴方の控え室から逃げ出した








家に向かう帰り道

「箱あけたら驚くよね」

独り言は暗い夜中に響いていた

あの人はきっと驚くと思う


何故なら……



私が用意したのは、
貴方が苦手とする、


甘いチョコだから…



「それじゃ、ただの嫌がらせだよね」

目の前で開けられたら、
きっと私の気持ちを嫌がらせだと
勘違いされそうで嫌だった

だって私が毎年あげてたバレンタインのプレゼントは
あの人が食べやすい甘さ控えめなお菓子だったから


「きっと、食べてくれないよね…」


何故私が、甘いチョコを用意したのは
ある人の一言があったから……

私は貴方への気持ちに気づかなければ
きっとなんとも思わなかった話なのに…

その話を聞いて、私は自分の気持ちを
あえて甘いチョコに隠した




自分から伝えることのない密かな気持ちを…










「…最上さん」

寒空の下、突然私の後ろから
私を呼ぶ声に私の体は固まった

私の好きな人の声がした

「最上さん…」

(だって、ここにいるはずないのに…)

私の大好きな人が…

後ろから私に近付く足音が聞こえる

私はゆっくり振り返っえろうとしたけど、
それは出来なかった

「つ…敦賀さん」

それは、貴方が私を後ろから抱き締めていたから




続く

プロフィール

Author:haruka7
スキビが好きで二次始めました。
出版社様・作者様とはなんの関係もございません。
主に、蓮さん×キョーコちゃんですが、スキビのキャラのほか、オリジナルキャラも出ますのでご注意ください。
駄文・駄絵ですが、よかったらどうぞ
ごらんください。

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