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バレンタインに秘密を添えて 前編

バレンタインに秘密を添えて

貴方は知らない



私の気持ちを……





『バレンタインに秘密を添えて 前編』





「最上さん、毎年ありがとう」

「いえいえ、お世話になってる先輩に
感謝の気持ちを伝えるのは当然のことですから」

「…お世話になってる“先輩”ね」

何故か“先輩”に強いアクセントを感じた気がするけど……

「今年も気持ちを込めて作りました!
気に入っていただければ嬉しいんですけど…」

今までのバレンタインとは違う
“気持ち”を込めていることは、誰にも秘密だけど…

「ここであけていい?」

「い、いえ!!ダメですダメです!!」

「え?」

「絶対ダメですよ!!私が困るので、
部屋で1人であけて下さいぃーー!!」

「……最上さん……」

「はい…なんですか?」

「なにか、隠してない?」

(ーーーーギクッーーー)

「ナ…ナニモカクシテナイデスヨ、カクシテナイデス……」

「ふ~~ん」

納得しない顔で私を見つめる貴方…

(ここで開けられると本当に本当に困る……それにしても)

顔を見つめるられただけなのに胸が高鳴る私

ただ、見られてるだけなのに……

それだけなのに…

(ドキドキが止まらない)

視線を合わせ続けることができず目を逸らす

自分の気持ちに気付いてから
貴方にはきっとよそよそしい態度かもしれない

正直、どんな態度でいたらいいか迷う…

いつもと変わらない自分を演じてはみるけど
…やはり上手くいかない

「最上さん?」

「あっ…あの……すいません!!
よ…用事を思い出しました!!お先に失礼します!!」


私は嘘をついて貴方の控え室から逃げ出した








家に向かう帰り道

「箱あけたら驚くよね」

独り言は暗い夜中に響いていた

あの人はきっと驚くと思う


何故なら……



私が用意したのは、
貴方が苦手とする、


甘いチョコだから…



「それじゃ、ただの嫌がらせだよね」

目の前で開けられたら、
きっと私の気持ちを嫌がらせだと
勘違いされそうで嫌だった

だって私が毎年あげてたバレンタインのプレゼントは
あの人が食べやすい甘さ控えめなお菓子だったから


「きっと、食べてくれないよね…」


何故私が、甘いチョコを用意したのは
ある人の一言があったから……

私は貴方への気持ちに気づかなければ
きっとなんとも思わなかった話なのに…

その話を聞いて、私は自分の気持ちを
あえて甘いチョコに隠した




自分から伝えることのない密かな気持ちを…










「…最上さん」

寒空の下、突然私の後ろから
私を呼ぶ声に私の体は固まった

私の好きな人の声がした

「最上さん…」

(だって、ここにいるはずないのに…)

私の大好きな人が…

後ろから私に近付く足音が聞こえる

私はゆっくり振り返っえろうとしたけど、
それは出来なかった

「つ…敦賀さん」

それは、貴方が私を後ろから抱き締めていたから




続く
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プロフィール

Author:haruka7
スキビが好きで二次始めました。
出版社様・作者様とはなんの関係もございません。
主に、蓮さん×キョーコちゃんですが、スキビのキャラのほか、オリジナルキャラも出ますのでご注意ください。
駄文・駄絵ですが、よかったらどうぞ
ごらんください。

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