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-ACT222-続き妄想  望まれた命 中編

-ACT222-続き妄想

更新遅くなりまして、大変申し訳ありません。


ネタバレ要素含みます
コミック派の方は回れ右して下さい
↓↓↓↓





『望まれた命  中編』


SIDE蓮



昔の彼女の泣き顔がちらついて、俺は気がついたら駆け出していた



「おい…蓮!」

「社さん、すいませんここからはタクシーで帰ってもらえますか?」

社長に呼び出されて一緒にいた社さんにそう告げた

「ん?もしかしてお前…」

「蓮、社はこっちで送るから気にすんな」

「社長ありがとうございます、すいませんがお先に失礼します!」

「気をつけてな」

二人に挨拶をして、急いで彼女のもとへ向かう

「アイツも、ようやく動きだしたなぁ~」

「本当に、ようやくですよ」

俺がいないところで二人でそんな会話になっていたとは露知らず…



俺は、彼女に会いに車を走らせていた…

(とりあえず、下宿先に行くか)

下宿先にいなければ、電話で連絡してみればいいと思い
とりあえず下宿先に向かった





しばらくして……

下宿先の近くで車を止めて、
一応変装の為帽子だけ被って下宿先に近付いたら…



(…ん?…あの声は、最上さんと……不破?…)



店の裏口かと思われる場所で俺は二人を見つけるが、
二人には見えない場所に身を隠す


「……ねぇ!私は本当にいらない存在なの?
誰からも必要とされないなんの価値もない存在なの?
産まれちゃいけなかったの?産まれなきゃよかったの?
私を捨てたあんたならわかるでしょ!?
ねぇ!答えてよ!ねぇ!!…お願い…、教えてよ…」


それは、身が裂けるような悲痛な叫びだった…

いつも、笑顔を絶やさない最上さん
……辛いことは見せないようにする
最上さんの叫びに胸が苦しめられた

それとは別に、不破になら胸の内を打ちけるのかという
怒りにも似た感情が胸を焦がした


「ねぇ~答えてよ!ねぇ~」


ドンドンドン

最上さんは、不破の胸を両手で弱い力で叩いていた
それは、とても……とても力ないものにみえた

「キョーコ……」

「!!」

そして、振り上げた最上さんの腕を不破は掴んだ
最上さんは、下を向いたままで、不破の顔はこちらからは見えないが……

その背中は、いつもの傲慢で利己的な不破の背中とは思えないほど、
弱弱しく感じられた

その二人の姿に、嫌な予感しかしない

「……キョーコ、俺…」

不破から苦虫を噛むような声が聞こえてきた

嫌な予感があったたようだった


(不破は……後悔している……)


不破のこれまでの言動による
最上さんに対しての謝罪は必要だと常日頃思ってきた

(…………でも…………)

俺は、二人に向けて歩きだした




(今は……その時じゃない…)



ーーーーーーーーーー
つづく
 
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プロフィール

haruka7

Author:haruka7
スキビが好きで二次始めました。
出版社様・作者様とはなんの関係もございません。
主に、蓮さん×キョーコちゃんですが、スキビのキャラのほか、オリジナルキャラも出ますのでご注意ください。
駄文・駄絵ですが、よかったらどうぞ
ごらんください。

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