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約束して

短編

うんと暗いです。
大丈夫よって方のみどうぞ
↓↓↓↓











何故彼女を苦しませてしまったのだろうか…



何故彼女を守れなかったのだろうか…



何故彼女は俺を置いていったのだろうか……



何故彼女の最期を受け止められないのだろうか……





『約束して』



君がいない世界は、閉ざされた色のない世界

君が幻となってから 俺の魂はさ迷いだした




身動きできないラビリンスに迷いこみ

身体と心の自由が聞かない

楽しいとは何か

笑うってどうするのか

生きるって……


彼女がいなくなってから考えてもなにもわからない


いっそ刃で胸を刺してしまえば

楽になるのだろうか




思い出すのは、

一輪の花のように輝く彼女の笑顔と

そして、美しい涙を流した彼女






「私を楽にして」






彼女の苦しみを取り去れなかった無力な自分

今だ彼女を求める気持ちはなりやまない



笑って……


呼んで……


触れて…


抱き締めて……


彼女が俺の世界の全てだったから




箱の中の動かない彼女と

その前に立ち尽くすしかない俺



まるで2人の前に見えない壁があるように

2人の心と身体はもう永遠に合わさらない




こんな世界、いっそ壊れてしまえばいいのに




……いや、いっそ壊してしまえ…




そして、俺は彼女の元に行く決心をした









「切ないですね…」

「そうだね」

「役るんですね……?」

「あぁ……決めたよ」

「蓮さん」

「なに?」

「私、蓮さんより先には死にませんから」

「……本当に?」

「えぇ…絶対に」

「……約束して」

「私の久遠の愛に誓って約束します」

「俺を送ってくれるの?」

「はい……」

「……一緒に逝けたらいいのにね」

 

傍らで横たわる美しい彼女

その彼女は『水無月』の台本を読んでいた

俺に依頼がきた映画……

最愛の妻を亡くし、一度死を覚悟した医師が
再び生きることを考える話だ

彼女はその最愛の妻役で依頼がきた

彼女はすぐその仕事を引き受けた

でも、俺は迷っていた

彼女が妻役でなければこんなに悩んだり
苦しんだりすることはなかったのに……



「もう一度、約束して…」

「クスッ、何度でも約束しますよ……
私は、蓮さんより先には死にませんから」



俺は知らなかった



彼女が“そのとき”がきたら……

俺の後を追う覚悟だって





きっと逆の立場なら俺も同じことを
思っていたに違いないけど




「愛してます、蓮さん」

「愛してるよ、キョーコ」



永久の愛と同じ程、


大切な約束を交わす






ーーーーーーー
『水無月の裏表』で出てきた
『水無月』という映画に悩む蓮さんでした。
キョーコちゃんの説得で出演を決めました!
そんなお話。

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プロフィール

haruka7

Author:haruka7
スキビが好きで二次始めました。
出版社様・作者様とはなんの関係もございません。
主に、蓮さん×キョーコちゃんですが、スキビのキャラのほか、オリジナルキャラも出ますのでご注意ください。
駄文・駄絵ですが、よかったらどうぞ
ごらんください。

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