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美しき残酷な狩人 前編

美しき残酷な狩人

「ハァ……ハァ……なん…で……ハァ……」

私は必死に逃げていた

捕まってはいけないと頭からの警戒音が消えない

私は身体の震えに気付き、両手で震えを抑えていた

(なんで……なんでなの?!)




「もう逃げないの」





後ろから聞こえたその声に私の身体は硬直した

いつもなら耳に届くテノールの声に
安心していたはずなのに……

今はその声が聞こえて震えるほど恐ろしい





「捕まる覚悟はできたのかな?」



そのとき私は叶わぬ願いを抱いていた





『美しき残酷な狩人 前編』





あなたは誰よりも有能で


あなたは誰よりも美しい


なのにどうして、あなたは……


私を標的にしたのだろうか…












「復讐を手伝ってあげるよ」

「……へ?」

窓の外から綺麗な満月が覗く頃、時刻は夜の22時を回ていた。

お仕事終わりに久しぶりに会った敦賀さんと私は
ラブミー部の部室で2人っきり…

そんな敦賀さんの第一声がそれだった

敦賀さんから復讐という不釣り合いな言葉が出てきて
私は驚いてしまった

誰よりも復讐を馬鹿馬鹿しいことだと思っていた敦賀さんが
そんなことを言うはずないのに…

(もしかして……)

「敦賀さん…それはなにかの台詞ですか?」

「いや、違うよ」

「それなら、私をからかってるとか?」

「いや、それも違う」

「じゃぁ?どうしてそんなこと言うんですか!?」

「……もう待てないからね(小声)」

「え?…なんて?」

「いや、なにでもないよ」

(今、待てないって聞こえた気がしたけど…)

「で、どうする?共犯の件……俺と手を組む?」

「………」

私を真剣な目で見つめる敦賀さん

(……敦賀さん?本気ですか?)

私は復讐を誰かに助けてもらおうだなんて
考えたこともない………

それは、私1人でしなければ、
意味がないと思っているから

そんな私の思いもきっと敦賀さんからしたら
下らない感情だと思う…

私の中では、復讐への敦賀さんの
印象はそんな感じだったのに…

(敦賀さん…なにかあったのかしら?)

いや、きっと敦賀さんのことだから、ここで間違って
「はい!」なんて言ったら、

「君は復讐にとらわれている上に人にまで
手を借りようとするのか!本当に君はなんて馬鹿なんだ」って、

言われるかもしれない!

(きっと私を騙して面白がるつもりなんだわ!そうなら……)

私は瞬時に敦賀さんに試されてると感じこう切り返した




「復讐は終わりましたから…」



その言葉で敦賀さんが反応するかみてみたかった






でも、その私の選択は間違えだったと

この後すぐ知ることになる……







続く


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プロフィール

haruka7

Author:haruka7
スキビが好きで二次始めました。
出版社様・作者様とはなんの関係もございません。
主に、蓮さん×キョーコちゃんですが、スキビのキャラのほか、オリジナルキャラも出ますのでご注意ください。
駄文・駄絵ですが、よかったらどうぞ
ごらんください。

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