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敦賀先生シリーズ ケース4ー2

敦賀先生シリーズ

注意:こちらの作品中途半端に無理やり完結させますので、
消化不良でも大丈夫な方のみどうぞ。

今回、話が重い上、死ネタもありますので、ご注意ください
↓↓↓↓↓















私は、雨の日に拾われた


身寄りがない捨て猫なような存在だった



『作曲家 敦賀蓮 その2』



先生に助けてもらってから今日で1ヶ月になるころ、
私は先生と初めて口論をした

「なんで、先生に怒られなきゃいけないんですか!?」

「君が、余りにも世間知らずだから怒ってるんだよ!
君の親の顔がみてみたいね」

2人で久しぶりに買い物に来たのに周りの目も気にせず、
言い合いをしてしまった

「・・・」


「!!・・・ごめん、感情的になり過ぎた」

「・・・私、1人で帰ります」

「!!」

先生がなにかいう前に、私は走り出した。
買い袋を手に先生を背にして・・・

(あんなこと言わなくてもいいのに・・・先生ひどいよ)

私は、1人帰り道をとぼとぼ歩く

(先生も私が嫌になって捨てるんだろうか・・・)


あの家が私を捨てたように・・・






私には、病弱な母親がいた。
2人で暮らしたときは幸せだったのに、突然あの家の人間が現れた。
父親の親、つまり私の祖父にあたる人が私を引き取りたいといいだして、
私と母親を引き離した。母親の治療費を支払うことを条件で、
私は渋々了解した。

引き取られた先は、本当に肩身が狭い思いをした。
父親は早くに亡くなっていて、
その奥さんと子どももいたから、とても居づらかった。
そう、お母さんはお父さんの愛人だったのだ。

(ここにこなければ知らずにすんだのにな・・・)

使用人のような生活は、体力的にはきつくなかったが、
精神的にキツイことはよくあった

そのときに救われたのが、
従兄のショータローがくれた1枚のCDだった

それが、敦賀先生のCDだった。
題名だけ書いたCDは、
私の生活にはなくてはならないものになった。
作曲や唄に興味をもったのも先生の影響・・・
辛くても、なんとか生活できたのは先生のおかげだった。

そんな、尊敬する人に偶然出会えたのは、

本当に奇跡だと思う・・・


(でも、その先生に捨てられたら私、
きっと生きていけない気がする・・・)

そんな暗い気分で歩いていると、前から社さんが歩いてきた

「あれ?キョーコちゃん・・!?」

「社さん、こんにちは」

偶然会った社さんに、私は先生と喧嘩したことを相談した

「キョーコちゃん、それは蓮怒っても仕方ないよ」

「・・・そうですか」

「買い物途中でナンパされてついていこうとしたら、男なら怒るよ」

「いや、道を聞かれただけなんですよ・・・」

「一緒に車に乗ってて言われたんでしょ?ナンパ目的だよ、
それ!蓮が怒るのも納得だよ」

「・・・そうなんですか、・・・・
私先生にひどいこと言っちゃっいました。
私、先生怒らせたりして、きっと嫌われちゃいましたね」

「蓮は、心配してるんだよ」

「え?」

「キョーコちゃんが、世間知らずで誰かに連れていかれそうで、
心配と不安でいっぱいなんだよ」

「私は先生が出ていけと言われるまででていきませんよ」

「それを、ちゃんと蓮に言った?
蓮、キョーコちゃんががいなくなるの怖がってたよ」

「え?」

「後、これ蓮に頼まれてたもの、代わりに渡してくれない」

「なんですか?」

「君が好きそうなケーキ。蓮が買ってきてくれってさ!
食に興味がない蓮が、こんな頼みごとしてくるの初めてなんだよ、
なんかすごくない?」

それを聞いて、胸が温かくなる感覚を感じた

「あ・・ありがとうございます」

「とにかく蓮と、ちゃんと話して仲直りしなよ」

「はい!!」

私は、社さんとわかれて先生の家に駆け足で帰った

ーーーーガチャン

家に入るなり、急いで先生をさがす。

先生はソファーに腰かけていた

「・・・先生」

「・・・おかえり」

「ただいまです」

先生の隣にそっと腰かけた

「さっきは、ごめん・・・言い過ぎた」

「私もごめんなさい・・・世間知らずでした、もう二度としません」

「・・・君が、このまま帰ってこないこと想像してた」

「え・・・?」

「いつかは家を出ていく身なのに、それがすごく怖かった」

「・・・」

「1人に慣れていたはずなのに、おかしいよね」

「私は、先生が出ていけと言わなければ出ていきません」

「・・・俺は、絶対言わないよ!
君が出ていきたいっていっても、きっと止めると思う」

先生は、綺麗な強い目で私を見つめながら、手を強く握ってくれた

「先生、気持ちありがとうございます・・・
私、先生に聞いて欲しいことがあります」

私の、辛い記憶・・・以前いたあの家の話をした







「その家が君になにをしたの・・・」

「私はあの家に捨てられました。祖父が入院して、
あまり動けないことをいいことに、
あの家の人間は私を家から追い出したんです」

「・・・」

「家を追い出されたこともショックでしたが、
1番ショックだったのは、お母さんが・・・・
亡くなってたことでした。
追い出されたとき初めて知ってそれまで、
・・・誰も教えてくれなかったんですよ。
お母さんからの手紙まで・・・隠して」

「・・・」

「親不孝者ですよね、・・・
親の死に際も・・・知らなかった・・・なんて・・・」

「君はなにも悪くない」

「せ・・ん・・せ・・い」

知らない間に涙がでていた私を先生は、
やさしく抱きしめてくれた。

大きくて広い胸
先生の腕の中は落ち着くいい香りと、
あたたかさでとてもいい気持ちがした。
そして、抱きしめながら頭を大きな手で撫でてくれた。
先生の手から優しい音が聞こえてきそうだった

できれば、ずっと先生の腕の中にいたい・・・

「もう、ここが家だから・・・どこにもいくな・・・キョーコ」

「・・は・・い、先生」

お母さん以外で、私が安らげる居場所をようやく見つけた気がした

大好きなピアノと、最愛の音をくれる優しい先生・・・・・
ずっと隣にいたかったのに







私は翌日、外出中にあの家の人間に無理やり連れ戻されてしまった







おちまい(汗)




ーーーーーー
長いし、重い話になっちゃいましたね。トホホf(^^;
2人の関係がこれからのときに・・・
続き書く力なくてごめんなさいm(__)m

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プロフィール

haruka7

Author:haruka7
スキビが好きで二次始めました。
出版社様・作者様とはなんの関係もございません。
主に、蓮さん×キョーコちゃんですが、スキビのキャラのほか、オリジナルキャラも出ますのでご注意ください。
駄文・駄絵ですが、よかったらどうぞ
ごらんください。

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