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星にかける願い 5つ星

星にかける願い

どこかへ向かうタクシーの中

敦賀さんは、なにも言わず

ただ私の手を握ってるだけだった



『星にかける願い 5つ星』



「敦賀さん・・・日本人じゃないんですか?」

私の目の前には、黒目から碧眼に変わった敦賀さんがいた・・・
髪も実は黒髪ではないらしい

社さんも初耳だったみたいで敦賀さんの隣で驚いていた

「え?国はどこだよ!?名前は?」

敦賀さんは、大きく息を吸って息を吐き出した。
なにかを決意する瞳をして

「名前はクオン・ヒズリです。国籍はアメリカです」

「お前・・・ん?ヒズリって言ったか?もしかして・・・」

「クー・ヒズリは父親です」

「「!!??」」

敦賀さんが先生の息子!?
先生の息子さんは亡くなっていたんじゃないの?・・・・
頭の中はなんで?どうして?って疑問がいっぱいだった

でも、一番の疑問は何故そのことを
隠して生きていかなきゃいけなかったのかだった

社さんも同じことを思ったらしく、
質問を敦賀さんにしていた

そして敦賀さんは、私達に過去なにが起こったのか教えてくれた








「着いたよ」

「へ?」

タクシーは止まって、あるホテルにたどり着いた。

(ここって・・・確か・・)

このホテルは、敦賀さんが私と社さんに秘密を打ち明けた場所だった

部屋は別の部屋だけど、内装が同じだから
まるで1年前に戻ったようだった。

違うのは、社さんがいないのと敦賀さんの風貌、
それと私の気持ち

「敦賀さん、私まだ仕事が・・・」

ここまできて今頃って感じだけど・・・
少しでも敦賀さんと一緒にいたかった

「社さんに聞いたけど、もうないって言ってたよ」

「え?そんなはずないですよ」

「そう思うなら、社さんに電話してみたら?」

私は社さんに電話してみた

「仕事先から延期の連絡あったから」 と言われた。

(おかしいなぁ?そんな急に延期になるものかなぁ~?)

不思議に思っている私に

「電話どうだった?仕事大丈夫だったでしょ」

「は・・・はい」

敦賀さんがサングラスとってこちらに話かける姿に
私は吸い込まれるような感覚を感じた。
久しぶりに見たあの碧色の瞳はそれぐらい綺麗だった

金髪碧眼の敦賀さんを見たのは初めてだけど、
何故か初めてじゃない気がした・・・

「最上さんに聞いて欲しいことがある」

「あ・・・はい」

椅子に腰かけて2人向かい合ってる。
しばらくの沈黙の後

「昔、俺は森林の川辺に迷いこんだことがあって、
そこで1人の女の子に会ったんだ」

「・・・」

「数日しか一緒に過ごせなかったけど、
俺にはとても大切な時間だった」

「・・・」

「その子は、今でも俺のこと妖精の王子だと思ってるらしいけど」

「!!!???・・・・も、も、も、も、もしかして、コーン!?」

「そうだよ、キョーコちゃん」

「コ、コ、コーン!?敦賀さんがコーン!?
なんで私すぐ気づかなかったんだろう・・・・・・
でも、なんで今まで言ってくれ・・・」

私は、自分が言いかけた言葉を飲み込んだ。
だって、なんでコーンだって名乗れないのか私は知ってたから・・・

「まだ、俺のこと怖い?」

「!・・・知ってたんですね」

敦賀さんには1年前、敦賀さんの過去を聞いた私は
怖くないって答えたけど,
それが嘘だって敦賀さんにはわかってたみたい

「敦賀さんのこと、怖くないです」

「無理しなくていいよ」

目の前の敦賀さんは、哀しそうな顔をしてながら辛そうに笑ってた。
その顔が私の胸を締め付けた

(このままでは、ダメだ。きっと敦賀さんを失う気がする)

「・・・怖くないです」

「最上さん」

「本当です、敦賀さんのこと今は怖くないです。
確かに、前話を聞いたときは敦賀さんを
怖いと思ったことは認めます・・・
でも、過去の敦賀さんが全てではないはずです」

そう、私が知ってる敦賀さんは過去を悔いてるように思えた。
大切な人を作れないくらい、過去に捕らわれていたのだ

「最上さん・・・」

「どうすれば私を信じてもらえますか?」

「本当に無理はしないで」

私の言葉が届かない。
どうしても伝えたい気持ちがあるのに・・・

(どうか私に力を貸してください)

星に願いをかけながら、私は敦賀さんの前に立った。
私を見上げる敦賀さんをそっと抱きしめた

「敦賀さん・・・私もう1つ嘘をつきました」

「・・・」

「一緒にいたくないなんていったけど、本当は・・・」

「本当は?」

「一緒にいたいと思ってました」

そういったけど敦賀さんは反応がない

あの時は何故あんなことを言ったのか私はわからなかった。
でも、今日敦賀さんに会って、なんとなくわかった気がする。
あのとき、敦賀さんについていったらきっと
私は自分の気持ちに気付いてなかった気がするから・・・

離れてはじめて気付いた、敦賀さんへの思いを

「・・・今でもそう思ってくれるの?」

「はい、きっと・・・前よりもずっと」

敦賀さんが、私の手を優しい握りながら立ち上がった

「最上さん」

「はい」

「1年前、俺は本当の気持ちを隠してた・・・」

ゆっくりと私を胸に閉じ込めた。
優しく、大切なものを扱うように

「最上さんに、本当はこう言いたかった・・・・・・
君のことが好きだ。
離れたくないから、アメリカに一緒にいこうって」

「敦賀さん?!私のこ、こ、こと、す、す、好きって言いました??
だって後輩として連れていこうとしてたんですよね?」

「オーディションはただの口実。
俺がただそばにいたかっただけだから・・・
今度は、最上さんの気持ちを聞かせて欲しい。
俺のことどう思ってる?」

その質問に、私の顔がゆでダコみたいに赤くなってきた

(ヤバい!!すごくドキドキしてる・・・
告白するのがこんなにドキドキするなんて)

でも、思いが伝えられないことを考えたら
なんて幸せなんだろうと思った

「私も敦賀さんのこと・・・・好きです(小声)」

「ん?聞こえない」

「す、す、好きです」

「やっぱり聞こえない」

「あぁ~もう!!いじめないでくだ・・・・!!」

敦賀さんが突然優しいキスを降らせてくれた。
何度も何度も、優しいキスを・・・

私はそんな敦賀さんをただ受け止めていた

愛しい愛しい敦賀さんを・・・







2人で眺める満天の空に広がる七夕の夜



広い世界で貴方に出会い恋できたことが・・・・



必然だったのか、偶然だったのか



でも、思いが届いたこと



星にかける願いが叶えてくれた奇跡と



私はただ信じていた









END
ーーーーー
ここまで読んでくださりありがとうございました!
今週中になんとか終わりましたね。
またまた長くてすいません(^_^;
番外編書こうと思います。よかったらみてくださいね(^o^)/
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プロフィール

haruka7

Author:haruka7
スキビが好きで二次始めました。
出版社様・作者様とはなんの関係もございません。
主に、蓮さん×キョーコちゃんですが、スキビのキャラのほか、オリジナルキャラも出ますのでご注意ください。
駄文・駄絵ですが、よかったらどうぞ
ごらんください。

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